
象印のスチーム式(加熱タイプ)加湿器「EE-DB50」を購入し早2年。
電気代、掃除に使うクエン酸、他社メーカーの加湿器比較、気をつけるポイントなどをまとめました。
今後、象印の加湿器を購入検討される方の参考になったら嬉しいです。
このブログのターゲット
- 象印の加湿器の購入を検討してる方
私たちについて
- 5歳の子ども(女の子)を持つ夫婦
- 象印の加湿器「EE-DB50」使用歴は2年
- 都内下町在住
特徴

象印のスチーム式(加熱式)加湿器
スチーム式について
加湿器の中で沸騰させ、65度まで冷やしてから加熱します。
100度の蒸気が加湿器から出ることはありません。
お手入れ掃除が簡単
フィルターがないのでお手入れが簡単です。
大容量タンク
4リットルまで水を入れることができるので、「弱」の場合は最大32時間、「強」でも8時間連続して利用できます。
電気代について
「強」で利用した場合、約100円(8時間)です。
消費電力について
- 湯沸かし時の最大消費電力:985W(約1kWh)
- 加湿時の最大消費電力:410W(0.4kWh)
※湯沸かし時間は約5分
一般的な電気代
地域や電力会社によって違いますが、一般的に家庭で使用される電気料金は、1kWhあたり約20円〜30円程度です。
電気代の計算
30円 × 0.4kWh × 8時間 = 96円
仮に湯沸かし時間5分を加味しても約100円なのが妥当ではないでしょうか。
1ヶ月利用した場合
30円 × 0.4kWh × 8時間× 30日 = 2,880円
お掃除(クエン酸)について

シャボン玉のクエン酸
お掃除方法
手間がほとんどかかりません。
- クエン酸30gをぬるま湯で溶かす
- 水を4L(満タン)に入れる
- 電源を入れ「湯沸かし音セーブ」ボタンを3秒押す
- 約1.5時間で終了の音が鳴る
- お湯を捨て水ですすげば水汚れがとれます

象印のスチーム式(加熱式)加湿器の湯沸かし音セーブのボタン
お掃除頻度
説明書には1ヶ月に一回と明記されてますが、それだと汚れが多く取りにくくなるので、我が家は3週間に一回のペースで掃除してます。
クエン酸
当初は象印が販売してる専用クエン酸「ピカポット」を利用してました。
2年目からはシャボン玉のクエン酸を利用してます。
どちらもきれいに汚れが落ちるので、気になる方は両方試してみてはいかがでしょうか。
一緒に買うと便利なアイテム

手付ビーカー(水入れ)
手付ビーカー(水入れ)があると便利です。
持ってない方は一緒に購入しておくと良いです。
騒音(うるさい)について
▼沸騰時の動画はこちら
象印の加湿器はうるさいという口コミがあります、私たちはうるさいと思ったことはありません。
厳密には沸騰時に音はしますが、騒音計測器を使っても平均43.7dbと、うるさいことはありません。
沸騰時間も5分程度で、加湿中はほとんど音はしません。
良かった点
部屋が暖かくなる
スチーム式は他のタイプに比べ、圧倒的に部屋が暖かくなります。
我が家は集合住宅(マンション)に住んでますが、冬の晴れた日は太陽の光と加湿器で部屋がポカポカになります。
冬でも晴れてる日は暖房をつけてません。
掃除が簡単
以前はバルミューダの加湿器を使ってましたが、フィルター掃除や買い替えコストが面倒で象印の加湿器に買い替えました。
掃除が楽って本当に正義です。
悪かった点
子どもが倒すか心配
スチーム式の一番のデメリットは子どもの火傷リスクです。
我が家の場合、娘は3歳でしたが、購入当初に蒸気が熱いこと、中のお湯が熱いので近づかないことを徹底して教えました。
それでも不注意で倒す心配があるので、常に近くに加湿器がある際は「加湿器あるよ!」と近くにあることを伝えるように徹底してます。
ハイハイができる赤ちゃんがいる場合は、火傷リスクが大きいので気化式を選んだほうが良いと思います。
結露が多い

結露が多い時の窓
気化式タイプに比べ、加熱式の場合は圧倒的に結露が多くなります。
一応、結露防止のためウタマロクリーナーで窓を拭いてますが、それでも結露はあることは知ってください。
我が家の使い方
昼間
夫婦ともに自宅(リモートワーク )で仕事をしてるので、晴れてる日はカーテンをあけ加湿器をつけて仕事をしてます。
加湿された部屋に太陽光があたると、外の気温が5度でも室温が20度以上になるので暖房は切ってます。
※曇の日は暖房をつけてます
夜間
部屋干しをしてるので、加湿器は消し暖房だけ付けてます。
暖房を付け、サーキュレーターを洗濯物に当てるだけで部屋が亜熱帯のような暖かさになります。
朝にはカラカラに乾いてるので、洗濯物の量によっては夜中に加湿器を付けたりもしてます。
象印の加湿器が販売終了の噂
デマです。
販売終了ではなく、人気すぎて生産が追いついてないだけです。

2021年の平均価格は3.5万円(参照元:価格.com)
今現在(2023年2月)は価格が2万円前後と安定してますが、2年前は平均価格が3.5万円と需要と供給がマッチしてませんでした。
なお、象印の加湿器は小売店に希望小売価格を定めてないので、需要が増えると価格があがる傾向があります。
結論、見つけたら購入しておくが良いかと思います。